診療技術部門
臨床工学科
チーム医療の核となる医用工学を駆使した医療機材を管理
MEとは、Medical Engineeringの略で直訳すると医用工学のこと。当科はその単語の後に機材管理科と続きますので、医用工学を駆使した機材を管理する部署です。
科員は、臨床工学技士(CE:Clinical engineer)と専属の技術スタッフで構成しております。
ME室は、ME機器の保守および中央管理が主な業務です。人工呼吸器や輸液・シリンジポンプ、(壁掛式・持続)吸引器、酸素流量計、(個人・多人数)生体情報モニター、超音波ネブライザー、SPO₂モニター、超音波血流計など11機種、185台を中央管理しており常時、万全な状態に維持管理し、24時間貸出し可能です。
臨床技術提供として透析室では透析液清浄化、ダイアライザー選択、透析条件等情報提供など人工透析業務全般の業務を行っております。そのほかの血液浄化としてはエンドトキシン吸着、DFPP、CART(別途詳細掲載)なども行っております。
また、ペースメーカーチェック、人工呼吸器ラウンド、睡眠時無呼吸症候群に対するPSG検査、CPAP導入及び定期チェック(別途詳細掲載)など他部署との連携を密にし、チーム医療の核となれるよう日々努力しております。
なお、高気圧酸素治療装置は第2種装置を有しておりますが、施設などの事情により現在、休止中です。