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保育室「外遊び」

■ 外遊び

 

保育室のガーデンでは一角に草むらが存在します。
夏の雑草をあえて刈らずに、自然のまま残しています。



そこで見つけた虫や名もない花は、子供たちの大好きな友達です。



友達を見つけた子は誇らしげに、隣の子供はうらやましそうにしています。



虫が怖くて触れない子供もいますが、傍で見守っている姿も印象的です。

看護部「病棟ボランティアより」

ボランティアの榎本です。

 

8月は面会制限の兼合いでボランティアに伺えませんでしたが、
日々の生活のふとした瞬間に、患者さんのお顔や何気ない会話が
思い出されます。

 

ご自分の生い立ちを沢山話してくださる患者さんのことです。
ある時を境に、私のことを若い頃のお友達と重ねて会話される
ようになりました。

 

その日もゆかりのある下町のことを話され、「また一緒に浅草に
行きたいね」とおっしゃりました。「お祭りの季節ですものね!!」
とお答えすると、「でも今、よそ行きの服がないのよ」と
少し寂しそうな表情をされます。

 

「大丈夫です、◯◯さんのその素敵な笑顔があればそれだけで
充分ですよ!!」そうお伝えすると、両手の平を頬に当てて、
「そうかしら〜!!」と、弾けるような笑顔を見せてくださいました。

 

お会い出来ない期間が伸びるほど、私にとって皆さまと過ごす時間が
どれほど大切なものなのかを思い知らされ、胸がキュッとします。

 

「皆さん、どうしているだろう・・・」
今日もまた、願っています。
皆さんにお会い出来る日が、早く来ますように、と。

 

保育室「水遊び」

例年6月にプール開きをしています。
今年は雨と猛暑の繰り返しとなり、なかなか水遊びができませんでした。

 

暑い日は朝から30度を超える暑さとなって外遊びもままならない日が多いです。
朝、8時過ぎから外に出て登室した順に外遊びをするなど工夫しながら、
遊んでいる状況です。



プール遊びは安全面から、登室順にはできないのでやっと水遊びができた、
初めての日の写真です。



うれしそうな表情、ちょっと戸惑う表情、少し怖がる表情、などなど様々でしたが、
終わるころになるとみんなの表情が生き生きとしていました。
子どもはみんな水と友達ですね。

保育室「マリーゴールド」

今年もマリーゴールドを植えました。植えた後には水まきをして
「きれいに咲いてね」「大きくなってね」と声をかける子供達でした。



過去には花と緑の写真コンクールでグランプリや入賞をしている
保育室の子供達。毎年花や植物を大切にする心が育っています。



「八千代市のホームページ」から
「八千代市地域振興財団」→「花と緑のまちづくり」を開くと
過去の入賞した写真を見ることができます。

看護部「中国へのホームステイについて」

私は、5階病棟で勤務する看護師です。
中国へのホームステイについてご紹介させていただきます。

 

5階病棟には、数名の中国人スタッフがいます。そのスタッフが帰国する
タイミングに合わせて私も一緒に中国へ行き、約1週間ほど
現地のご家族のもとでホームステイをさせていただきました。

 

中国の田舎の地域に行ったので、日本人が想像する中国らしい写真は
ありませんが、現地ならではの景色や食べ物、人々との交流を写真で
少しご紹介します。









タピオカミルクティーが120円位で買える物価だったので、太ることが
想像できてもついつい見かけると買ってしまいました。(笑)
日本もこれくらい安ければいいんですけどね。(笑)



 

私は自然が大好きなので、山に行ってきました。本格的な登山ではなく、
トレッキングなのですが外国人観光客はほとんど見ませんでした。
結構ニッチな場所だと思います。

 

中国に行く前は、「日本人とわかったら何か嫌なことを言われるのでは……」
という不安も正直ありました。ですが、実際に行ってみると、
そんなことは一度もなく、「こんな田舎まで来てくれてありがとう」と
喜んでくださる方ばかりで、皆さん優しかったです。(涙)

 

空港では搭乗に遅れそうなことをわかっていなかった私を、長い列の1番前に
割り込ませてくれたり、搭乗口まで300m位を走って案内してくれたりと
実際行ってみないと現地の人の雰囲気っていうのはわからないなと学びました。

 

語学面では、中国語がHSK4級、英語はTOEIC700点程度の状態で行きましたが、
「伝えたい!」という気持ちがあれば、意外となんとかなるものだなと感じました。
結局、パッションって感じです。(笑)



 

そして私は今年の5月にHSK5級を受験して、合格点と言われている180点以上
取ることができました。HSKは1級が初級、6級が最上級なので、語学を始めた
3年半前と比べると、少しずつですが前進できている実感があります。



 

中国語の勉強を始めたきっかけは、コロナ禍で働いていた技能実習生の方たちに、
少しでも安心してもらえるように、母国語で話しかけられたらいいなと思った
ことでした。コロナ流行時期かつ慣れない土地で働くのは計り知れない不安が
あるだろうと思い、もし私が彼らの母国語を話せたら少しは安心につながるのかなと。
「お節介かもしれないな」と思いながらも、地道に勉強を続けてきました(笑)。

 

働きながら勉強するのは結構大変で、特に4級から5級に上げるためにはかなりの
対策が必要でした。8ヶ月間テスト対策を続け、試験直前の1ヶ月は仕事がある日も
毎日1時間以上の勉強を続けていました。「なぜこんなに頑張れたんだろう」と
不思議にも思いますが、合格できたときは本当に嬉しかったです!

 

コロナ流行時に、言葉や文化の違う中で働いていた技能実習生の方々は、本当に
大変だったと思います。それでも働き、さまざまな壁を乗り越えてきた彼らを、
私は心から尊敬しています。

 

今後も私は私のできる範囲で、彼らのサポートをできたらいいなと思っています。
現在、5階病棟では、中国・インドネシア・フィリピンのスタッフがいますが、
他の病棟ではタイ・ミャンマーのスタッフもいます。この先もきっと様々な国の方と
働くことになると思うので、毎回大変なことがあると思いますが、その大変さも
楽しんでいけたらなと思っています!

保育室「七夕飾り」

■ 七夕飾り

 

今年も願いがこもった七夕飾りができました。

 

子どもたちの願いと共に保護者にも願い事を書いてもらっています。
家族の健康を願う気持ち、ペットの健康や長生きを願う気持ち、
家族で楽しく過ごせるようにという気持ち、美味しいものを食べたいと
思う気持ち、日ごろの疲れを癒したいという気落ち、そして何より
子供たちの健やかな成長を願う気持ちが書かれていました。





 

今は、川に流すことはできませんが、みんなの願いが届きますように。
(保育室のある職員の短冊には〇〇が優勝しますようにと書かれていました)


 

年齢別に笹飾りを作りました。夏らしい涼しげな金魚や、笹を持った
パンダなど工夫を凝らした笹飾りがとてもかわいらしかったです。





看護部「病棟ボランティアより」

ボランティアの榎本です。

 

廊下を歩いていると、病室から強い視線を感じることが間々あります。
その視線の先におられるのは、会話が難しい状態の患者様であることが
多いのですが、この無言の訴えに気がつくことが新しい出会いに
繋がるケースもあります。

 

つい先日もそういった機会に恵まれ、
「視線を感じたのでお声がけしてみました!」と自己紹介をしました。
声にはなりませんが、険しい顔でしきりに肩を気にされておられます。

 

「肩が痛いのですか?」と尋ねると頷かれたので、肩をさすって
差し上げました。先ほどまでの険しい顔が嘘の様に、目を閉じ満足そうに
されます。今日の暑さ、ここまで来る間に見た鮮やかな夏の花々や
緑についてお話しすると、しっかり頷いてくださいました。
しばらくその様にして辞去しようとすると、手を振って見送ってくださいました。

 

敬愛する作家、遠藤周作の著書にこのような一文があります。

 

手を握られた者は自分の苦しみや痛みがこのつなぎ合わされた手を通して、
相手に伝わっていくのを感じる。だれかが、自分の苦しみや痛みをわかち
持とうとするのを感じる。彼の孤独感はその時、いやされる。
(「満潮の時刻」 遠藤周作)

 

わたしはお身体をケアし患者様をお支えすることはできません。
しかし、その心に寄り添うことで僅かばかりでも、患者様の入院生活の
小さな支えとなれましたら幸いです。

 

看護部「4階病棟より:スタッフの趣味いろいろ」

※7月7日より面会制限が緩和されました
(詳細は公式ホームページのお知らせをご覧ください)

 

■ スタッフの趣味いろいろ

 

私たちスタッフも、仕事以外の時間をさまざまな趣味で過ごしています。
今回は写真提供のあったいくつかをご紹介します

 

・海釣り

 

深夜または早朝に集合して乗合船で昼まで釣りを楽しんでいます。

 

 

釣れる魚はさまざまで、アジ、カワハギ、真鯛・クロダイ、トラフグ、
ヒラメ、スルメイカ、ヤリイカ、タチウオ、キントキ、黒ムツ、
キンメダイ、真タコなど。釣った魚は、刺身や煮付け、炙りなどに
して美味しくいただきます。

 

 

・登山

 

 

休日に山へ出かけてリフレッシュしています!
登山のあとは、1週間ほど筋肉痛との戦い…(笑)
でも自然の中でリフレッシュできる最高の趣味です。

 

・洋ラン栽培

 

 

春~秋のお世話を頑張ると、冬には美しい花が咲き誇ります。
胡蝶蘭など、洋ランは平均2~3カ月、長いものだと4か月近く咲き続け、
私たちを癒してくれます。

 

・おわりに

 

いかがでしたでしょうか?今回は、病棟での活動やスタッフの日常を
少しだけご紹介させていただきました。
毎日暑い日が続いていますので、熱中症にはくれぐれもお気をつけて、
どうぞお元気にお過ごしください。

 

これからも、
患者さん・ご家族の皆さまと共に、明るく温かい病棟を目指して参ります。

看護部「4階病棟より:音楽療法」

※7月7日より面会制限が緩和されました
(詳細は公式ホームページのお知らせをご覧ください)

 

■ 音楽療法

 

こちらは、4階病棟のロビーで行われている音楽療法の様子です。

 

 

音楽療法士の先生によって、週2~3回、患者さんにロビーへ
集まっていただき、昔懐かしい童謡や演歌などを一緒に歌っています。

 

特に美空ひばりさんなどは、多くの方がくちずさんでおられます。
リハビリをお断りされる方も、音楽療法はお好きなようで、毎回
楽しみに参加される方が多いです。車イスに座るのが難しい方でも、
ベッドに臥床されたまま参加されるケースも少なくありません。

 

恥ずかしがり屋の男性患者さんたちも、音楽療法士と1対1で
歌うときは笑顔を見せてくださる姿も見受けられ、私たちスタッフも
心が温かくなります。

 

保育室「クッキング コロコロ 🍙」

・クッキング(コロコロ 🍙)

 

味付きのごはんを容器に入れて、フリフリフリフリすること数十回。
まあるい🍙が、容器の中で出来上がります。



2歳児や小さな子供たちは、柔らかい🍙が出来上がりました。
振る力も強く、楽しんで振り続けた4歳児の男の子の🍙は、
本人もびっくりするほどまん丸で美味しそうに出来上がりました。



クッキングは月に一度、子供たちがおやつを自分たちで作って
食べる定例行事です。おにぎり一つ作るのにも、いろいろな
工程があって、いろいろな学びがあることを経験させていきます。



さてさて、容器の中でご飯がまあるくなるのは何故でしょう?